「寺猫は幸せを運ぶ」チェンマイお寺巡り【バックパッカー1人旅】

チェンマイで有名なお寺はドーイステープ、ワットプラシン、ワットチェディルアンなどがある。今回、寺巡りのメインとなる寺院だ。さらに旧市街内だけでも大小様々…とにかく沢山の寺院がある。

今回は数日使ってお寺巡りをしてみた。はっきり言って名前はほとんど覚えていない。寺ありすぎて「どこのどご?」という感じになっていた。名前は覚えれるものは覚えれるし、覚えられないものは覚えられない。

先ずはチェンマイ最大の観光スポットの一つであり、パワースポットのドーイステープ(Wat Phra That Doi Suthep)

ワット・プラタート・ドイ・ステープは旧市街からソンテウが出ている。人数が集まり次第出発だ。だが俺はGrabでRedCarを呼んだ。このRedcarがソンテウの事なのだが、チェンマイではタクシーのように呼べる。そして少し安い。この日は少し天気が悪く涼しかった。歩きやすい。写真は天気のいい日が綺麗に撮れるのだけれど、なんせ暑い。ソンテウはメーヤーショッピングモールを超えて山道に入っていく。涼しければハイキングも気持ちよさそうだ。この辺りはハイキングコースもある。

サイクリングの人も見かけた。行きは太ももパンパンコースだが、帰りは気持ち良さそうだ。ソンテウのおっちゃんが途中で車を止めた。

「街を見渡せるよ、展望台だから写真撮ってきなよ」と。優しい。ドーイステープまではソンテウで40分くらいだったかな。260Bだった。

行きはケーブルカーを使った。見た目はリフト、エレベーター。イージーだ。

頂上、平和で静けさのある良い感じの場所だ。緑に囲まれているからか、更に少し、涼しく感じる。お経が響いていた。靴を脱ぎ中に入る。

ブッダや僧侶の像が沢山置かれている。中心には金色に輝くパゴダ。金色の布に名前を書ける場所があった。それはパゴダに巻かれるらしい。隣でツアーガイドが説明していたのが聞こえて「これは、名前を書いておこう」と。良い事がありそうだ。

ゆっくりと5週くらい見て回った。パゴダ周りははこじんまりとしていて、一角では僧侶がお経を唱えていた。蓮を持ってお祈りをする人、手を合わせパゴダ回る人、おみくじみたいなものもあった。

色んなブッダが9種類置かれている。これは、自分の生まれた曜日を守護しているブッダにお祈りをする。タイでは曜日ごとにラッキーカラー、ラッキーナンバー、守護動物がある。俺は日曜日生まれなので日曜日のブッダにお祈りをした。調べてみると時間の区切り方が特殊で「夜中生まれって聞いてるし、時差もあるし、土曜の可能性もあるな」なんて思ったがサバーイサバーイで日曜に決めた。これはググれば簡単に調べられるので、タイのお寺に行くときは調べてみよう。

日曜日の守護仏は「プラプッタループ・パーンタワーイネート」守護動物はガルーダです。ちなみに土曜日は「プラプッタループ・パンナークプロット」守護動物はヘビ、龍。

タイでは日本とお祈りの仕方が違って、手を合わせて3回お辞儀をします。花や線香、お賽銭やお供え物をするのは同じです。

帰りはナーガの階段、ドラゴンゴールのヘビの道、みたいな所から帰った。306段あるらしい。

タレチクの街並みを見たメーサーイのヘビの道は倍以上長かった気がする。ほんとに界王様んとこ行くんかと思った。土産物屋を横目に食堂に入った。シーフードガパオで体力回復、ソンテウに乗り込み7人集まるまで待つ。100Bでターペー門まで。

旧市街内と周辺のお寺も結構な場所を訪れたと思う。中でも、寺猫のいるお寺は特別だ。「寺猫は幸せを運んでくれる」これは俺が勝手に言っている事だが、幸運が舞い込んでくる感じがするのだ。

かわいいし。

どこのお寺で会った寺猫かは、もう分からない。

ワットプラシンではプラクルアンを2つ手に入れた。【プラクルアン/Phrakhrueang】とはタイの御守です。とてもポピュラーで露天商もよく見ます。投資の側面もあり、価値の上がる御守や、とんでもない値段が付くことも。個人的には「御守」はお寺で買うのが良いと思っています。アンティークを見つけるなどはマーケットで古いものを探すのもありかな。なんか宝探しみたいですね。ワットチェディルアンは旧市街の中心にあり遺跡のある寺院でロマンのある佇まいだった。

伝統的なスタイルのPhraSomdej【プラ・ソムデジ】御守りの効果は守護、パーソナルリレーションシップ、より良い健康と黒魔術からの保護。災害から身を守りキャリアの強化など多岐にわたります。最も重要な事は人生の歩みに平和をもたらすのに役に立つ事で「お守りの王様」「幸運のお守り」と呼ばれている。壊れないように市場でケースに入れてもらった。60Bで。1980年代くらいのクラシックなスタイルみたいです。

今回は特に調べずに寺巡りをした。名前を忘れがちの為、後々調べる事にはなるのだがドーイステープでは、蓮の花を持ってパゴダを3周するのが作法らしい。やはり少し知識入れてからお寺行くのがベターかもしれない。ただその場の空気を感じて、思いにふけるのも良いけどね。元々日本でも神社仏閣巡りが好きで、海外で宗教を聞かれたら「軽めの仏教徒です」と答えている。ばーちゃんの影響かな。

誰かが置いたスティッキーライス。ご利益あるのかな?土日はナイトマーケットがありフードコートが出現したり、日本で言えば縁日、毎週末お祭りやってるみたいな。カフェがあったり、20Bでヌードル食べれるお寺もある。日常からタイでは、お寺をとても身近に感じる。

お寺では干支をよく見る。隠れミッキーを探す感じで兎を探していた。タイの北部には干支ごとの寺がある。ワットプラシンは辰、龍。ドーイステープは羊でございます。

シフハタなるランナーの生物。幸運を運ぶらしい。聖獣が沢山いる。タイ語じゃないと情報が詳しくは分からないが「パンダかな?」なんて思ったり。少し凶悪な顔なので怖いな、と所見は思った。

どこがどこだったか、本当にあまり覚えていない。だが次も色んな場所、タイ全土で行ってみたいと思っている。街歩き、散歩をするとき、お寺がいい休憩場所と言いますか、お散歩スポットとしてありがたいんですよね。「なるべく良い行いを心がけよう」と思えたし、お寺での瞑想修行ができる事などを知った。次回「実録、○○寺で2泊3日の瞑想修行」とかも面白い体験ができそうで良いかもしれない。

歴史、ロマンを感じる寺巡りだった。

「ではまた~」

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