タイ移住・バンコク暮らし|90日レポートの帰り道、黄金の2バーツをポケットに
目が覚めると、やたらと胃もたれを感じる朝だった。
昨日の夜はインスタントラーメンをぶち込んだ鍋だった。インスタント麺のせいか?食って直ぐ寝たからか?はたまたただの食べ過ぎか。トイレで大量の、まぁいう必要はないか。
とにかくスッキリして、シャワーを浴びて、歯を磨いて。
8:50分。
今日は初めての90日レポートへ行く。
めんどくさい手続きだが、たまにの遠出は旅気分でもある。
バスに揺られ、電車を乗り継ぎ、車窓から見える街はやたらと天気が良く見えた。最近はPM2•5の影響でスモッグがちな空模様なのだけれど、今日は日差しが強い気がした。
90日レポートだの、ビザの期限だの
開放感のあるラックシー駅を降り、バイタクでイミグレーションへ。途中、タイにはよくあるスピード出し過ぎ防止の山なりの段差に、そのままのスピードで突っ込んだ為ケツが浮いた。「ごめんごめん」みたいな素振りをこっちに見せる。マイペンライだけど、ぼーっとしてたので内心びっくりした。しっかりと乗っておかないと、しまいにゃ転げ落ちてしまう。
90日レポートはイミグレーション3階。
そんな混んでないようにも見える。TM30と呼ばれる外国人居住証明書は持っている。TM47はその場で記入した。パスポートのコピーは必要なのか?とりあえず、列に並び、番号札を貰うことにした。
「すみません~、初めてなので教えて下さい。これで合ってますか?パスポートのコピーは必要ですか?」と俺。
ふむふむ。と窓口のお姉さん。
親切に入国日の記入をやってくれた。「パスポートのコピーは必要ないよ~」と素敵な笑顔で。天使である。
大体が政府機関というものは怖い所なのである。どうにか、何事もなく終わりますように。と、俺のイメージはいつだってこうだ。なので今日は幸先が良い。
番号は311。
144人待ちである。
もう直ぐ昼休みなので2時、3時くらいに番号を呼ばれたらいいな。もしかしたら夕方くらいになるかもしれない。どのくらいのスピード感なのだろう。番号札にはQRコードがあり、今何番目なのかが確認できるので俺はフードコートへ。その前にセブンイレブンでアイスコーヒーを買った。タイのセブンイレブンではコーヒーに外国人メニューがある。英語、日本語で書かれている。俺はローカルのような顔で、自信を持ってタイ語で注文をした。
前回は外国人値段を払ったような気がする。今回はローカル値段の25バーツ。俺のタイ語も少しは成長したのか?嬉しいからついでにバナナも買おう。
フードコート、1番奥の1人席に座り、バナナを頬張る。隣にはフライドポテト屋さん。なるほどなるほど。では、「フライドポテトのSサイズ、パプリカパウダーで!」と注文してから俺は思った。胃もたれしてるんだった。腹なんて減ってないのである。ん~バナナでチャラか?
でも、あえて言いたい。
美味しかった。
12時を超えるとフードコートは昼飯時、多くの人で賑わう。イミグレの昼休みは1時間。


今回は90日レポートで来たけれど、EDビザもあと2ヶ月ほどで切れる。
外国はビザ無き者住むべからずのルールでもってやっている。いくら俺がいい人間だとしても、ビザがいるのだから困ったものである。合法的に、タイで暮らしていく為には、考えて考えて、居座らなければならないのである。
目先の稼ぎが必要なのは言うまでもない。
まぁ先ずはそうか、そうだな、仕事だな。タイ語学校の上級コースに行くのも、どちらにせよ、お金が必要である。フリーランスっていうのかな、ライターとしての仕事をクラウドワークスで応募したりとしてはいる。そう、してはいるのだ。でも簡単じゃないな。もがいている。そして、我が道には一点の曇りもない。という顔でもって暮らしている。
一時過ぎ、90日レポートのオフィスに行くと既に280番代だった。お、意外と早い。持ってきていた「3匹のおっさん」のページをパラパラとめくる。窓口でのやり取りは特に無く、書類を提出して紙を1枚貰うだけ。
「フィニッシュ?」
と聞くとスタッフはコクリと頷いた。意外とあっという間だったな。
黄金の2バーツと、剥き出しのエスカレーター
ところで、俺はタバコは吸わない。でもタバコってやつはおじさんは吸った方がいいと思っている。タバコってのはあれ、哀愁を吸っているんだよな。年を取ればとるほど、吸った方がいいに決まってるんだ。とタバコを吸っているおじちゃんを見るたびに俺は思っている。grabのバイタクを待っている間、南国を感じる喫煙所を見ながらそんな事を考えていた。
風が強えぇ。運転手を風除けに、ラックシーまでは身を低く、目は殆ど閉じていた。
帰る前に何か食うかな〜っとITスクエアのフードコートへ。100バーツを出し、カードへ変えてもらう。
ん〜、行ったり来たり、特に食べたいものもなく、ガパオムークロップ決めた。ズバリ言うと、あんまりだった。ここでの食事は何度かしているが、時に美味く、時に普通。
少し残した。
さて、という事なので今日はもう帰りますか。
切符はチャトチャックの次、と覚えるようにした。なぜか中々記憶に定着しない事ってあるよな。それがいつも乗り換えで降りる駅名である。地下鉄はバーンスー乗り換えなのに、レッドラインだと駅名がバーンスーじゃないからややこしいんだよな。しかも地下鉄は大江戸線くらい深いし。
切符を買うと、お釣りに2バーツのコインが出てきた。そいえば、来た時も2バーツコイン出てきたな。タイの2バーツは黄金色だから好きだ。
剥き出しのエスカレーターでプラットフォームへ。こんだけ剥き出しで台風の時危なくないのだろうか。日本では絶対にない開放感。高いところが苦手な俺、いつ少し怖がっている。プラットフォームの時計は丁度3時を指していた。
屋上に立つスピリットハウス、中華式の龍、車窓から流れる景色を太陽が照らしていた。ケンタッキーの広告はガパオ味を宣伝している。
あぁ、こっちの方が美味そうだったな。
にしても、揚げ物を沢山食べるほど、おじさんの胃は強くない。
家に着いたのは結局夕方、イミグレーションはいつも1日仕事でもって数日は疲れが抜けない。
ずっと眠いのである。
外国で暮らしていく為には色々と、面倒な手続きが必ずある。まとめてエイっと背負い投げしたい気分だが、精神的なこと、これも技術のうち。と佐山聡先生のシューティング合宿から、名言を置いておきたい。
「旅はまだまだ続く~」


