【バンコク散策】隠れ家的名店Som Song Potchana 「絶品!カノムジーンサーウナム」BangLamphu(バーンラムプー地区)

バーンラムプー地区はバンコクの下町。バックパッカーの聖地と呼ばれたカオサンロードの近くでツーリストエリアなのだが、古い街並みが残る旧市街地でもあるのだ。

ソムソンポッチャナ(SomSongPotchana)はひっそりと店を構え、ローカルから愛される老舗の食堂だ。BTSサパーンタクシン駅から徒歩10分程。昔のバンコクを旅しているような、どこか懐かしい雰囲気で居心地が良い。古き良きといった気分。

名物料理はKanomjeen Saao Nam(カノムジーンサーウナム)ココナッツミルクベースの白いスープにパイナップル、ニンニク、チリ、乾燥小エビ、味付けの詳細は謎だが酸っぱ辛い。絶妙なバランス、初めての味。これは今回の旅でサプライズだった。独特な、クセになる味で止まらない。とても美味いのにレアで中々出会う事がない。どこでも食べられる料理ではないので特別感がある。店や地域によって多少違いはあると思うのだが、「ここが1番美味いんじゃないか?」と思うほど。ここでしか食べた事無いのにだ。

カノムジーンサーウナム

カノムジーンサオナムとかカノムジーンサオナームとか日本語表記だとしっくりこない事が多いタイ語。発音は「オ」と「ウ」の中間くらいだろうか。「カノムジーンサーゥナァム」みたいな感じだ。是非タイ語で注文してみて欲しい。ローカル気分を味わえるはずだ。

グリーンカレーカノムジーンとクイッティアオ、豚揚げも美味かった。結局、安くて美味いが1番良いのだ。タイ人は答えを知っている。米食いたかったらカオマンガイもあるみたい。良い店。

食後の散歩、謎の細道が気になり入ってみると猫が沢山いた。まだ小さい。模様が似てる、家族かもな。酔っ払いが立ちションでもするのだろうか?立ちションしたら金玉切られるステッカーが貼ってあるドア。年季の入ったトタンの屋根や昭和な家。道がとにかく狭い。

家が密集していて迷子になりそうだった。冒険感はあるが流石にローカルエリアが過ぎたので、来た道を戻りバーンラムプー市場へ。屋台飯やTシャツなどが売っていた。歩いて5分くらいの位置にカオサンロード。夜は活気があるのかも?昼時は静かで落ち着いた雰囲気だった。

ぷらぷらと歩いていると大雨になり昭和なビルの中に避難した。バンコクは雨季。ドラゴンボールやアメコミのフィギュア、古いやつかな?もしかしたらタイの昭和ビルには埋もれたお宝があるかもしれない。

家庭用のムーガタプレートが売っていたり。「あ、これあれば家で毎日ムーガタ食えるじゃん」とテンションが上がる。買って帰りたいくらいだった。

アソーク、スクンビットエリアとは違った下町情緒溢れる魅力を味わいたい人は是非足を運んで欲しい。歴史的建造物、古い街並みが残りフォトジェニックな場所。安宿も多く、観光スポットも近い。唯一無二の大都会、バンコクはバンコク。色んな顔を持っている。

「旅はまだまだ続く~」

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