タイの暮らしと一株のハーブ|ベランダのすみっこ観察日記
ここはタイのバンコク。ベランダからゆるりと見守る小さな相棒。レモンオレンジ株(LemonOrangeStrain)の観察日記でございます。
はじめに
二〇二五年、十月三日。小さな相棒はやってきた。苗の品種はレモンオレンジ。有名でクラシックな品種、スーパーレモンヘイズを親にもつ。名前の通り柑橘系のフレーバーで人気の品種だ。この観察日記ではタイのベランダから、苗の成長とともに、暮らしの中の小さな癒しを綴っていきます。特別な手入れはせず、水をやるだけのゆるい家庭菜園です。のんびりと、ほっこりと楽しむ大人の趣味でございます。

朝の風が葉先を揺らしている。まるで踊っているかのように、小さく逞しい苗はこのベランダへ来て初日。今日はずっと雨が降っている。過ごしやすい気温。ゆるやかな時間が流れ、ちょっと年寄りみたいかな。新しい趣味の家庭菜園。これが意外にも心を和ませるのだ。まぁ、まだ始めたばっかりなんだけどね。苗はストレインハンターズで有名な、グリーンハウスで買った。210バーツのクローンで葉先が軽く切られていた。植物屋さんで買った新しい土は25バーツ。二袋と、ついでにガパオも買った。タイといえばガパオだよな。今回かかった費用は千五百円程。ところで、俺は初めてのハーブ栽培なのだ。ズバリ、知識は無い。あげるのは水だけ、自然にすくすくと育ってほしいと思っている。タイでの暮らしで、夢の一つだった家庭菜園。ゆくゆくは庭が欲しいと思っている。そこで野菜やハーブを育て、犬猫とのんびり…あぁなんと素晴らしい光景でしょう。想像するだけでもニヤニヤしてしまう。


今後も小さなコイツの成長を見守って欲しい。少しの癒しがあなたにも訪れるように。
今回の観察日記は、Xでも連動してお届けします。新しく「ベランダすみっこ観察日記」というアカウントを作りました。のんびりと時間の流れるベランダの様子をぜひ覗いてみてください。

「旅はまだまだ続く〜」