タイ北部パーイの町並み、食べ歩き「ナイトマーケットと市場を歩く」出家パレード?に遭遇

パーイのあるメーホンソーン県はタイ北部、ミャンマーとの国境にある山岳地帯。多くの少数民族が住んでいる。チェンマイからはミニバンで約3時間半、山間の小さな町。バックパッカー、旅行者に人気でヒッピータウンとも呼ばれている。心なしか、ドレッドの人を多く見る。

ナイトマーケットのあるストリートを中心にレストランやバー、旅行代理店、川沿いにリゾートの雰囲気。川の向こうはバンガロー、北へ歩けば市場がある。町中は徒歩でも十分に回れる程のサイズ感だった。町から離れれば、自然豊かな山間の風景。ゲストハウス、バンガローも多く、ほのぼのした旅を好む人には静かで良い。モーターバイクは1日100バーツ、優しい設定にほっこりだ。

週一開催のマーケットもある、ならばここはひとつ、1週間の滞在をオススメしたい。実際にノマドも多く、長期滞在にも向いているのだ。現代の竜宮城、若ければしていただろうな、沈没。

「パーイの旅は1週間からで決まりだっ!」ゲストハウスはキッチリ7日間押さえた。ひたすらにのんびりと、のほほんと、完全回復。何から完全回復するのか分からないが、とは言え、帰る頃にはフルパワーだと予想している。

セーントーンアラーム市場、タイでは市場をタラートと呼ぶ。庶民の台所だ。生活の拠点、市場が近くにあると飯に困らない。俺は初めて行く街、ゲストハウスを探す時、近くにタラートがある場所を選ぶ事が多い。暮らしっぽい旅が好きな庶民派バックパッカーにオススメだ。ここは小さな市場だが品揃えは良い。冷凍食品、野菜、肉。屋台は揚げ物とBBQが多く、だいたいいつも一緒だった。キッチン付きの部屋を借りてる人は生活コスト良さそうだよな。北部のソーセージはハーブ感と辛みが良いアクセントで人気。カオソーイ、カオプックと並び名物料理だ。カオニャオとの相性は言うまでもない。

目があった瞬間に笑顔をくれるフレンチブルドッグ。微笑みの国タイ。タイの市場にいる犬や猫は暮らしやすそうに見える。まるい犬猫が多いイメージ。

鶏胸肉揚げたやつが50バーツ~70バーツ、カオニャオ10バーツ、北部は物価が安くてありがたい。

パーイのナイトマーケットは毎日やっている。5時過ぎくらいから、ポツポツと屋台が並ぶ。北の名物、カオプック。絶対に食べるべき名物おやつ。

黒胡麻のソースが甘く上品な味。和菓子の雰囲気もある。タイのおやつで1番好きかも。

セブンイレブンの前には青空レストランがオープン。せっかくだからと北部の名物料理、カオソーイ。ココナッツカレーのスープにピクルス、チキン、麺は茹でと揚げの2種類が入っている。簡単に言うとカレーヌードル。カオソーイビーフもおすすめ。

豚グリル屋、タイの酸っぱ辛いソースで食べるBBQは本当に美味しい。カリーパフはパイ好きにはたまらない。バラエティ豊富で色んな味を選べる。

サモサの系譜。それで言うと、HommisSamosasという手作りサモサのお店があり、ここも相当美味い。ナイトマーケットで屋台出している時がある。

豚骨スープの肉はホロホロ、塩ベースのあっさりした味だった。初めて食べてハマってしまった。レンセープと呼ばれているが、英語メニューはシンプルにポークボーンスープ。店名はJames Chicken Rice and Noodles 。逆にビーガン料理も食べてみようとカノムジーン、豆腐のカレースープをかけ、野菜たっぷり。ボリュームがあって腹いっぱい、ビーガン料理は見た目も綺麗で楽しい。

ヒッピータウンの雰囲気そのままのカフェでは、看板のヒッピー猫、リラックス全開で寝ていた。

「平和だな~」旅では何かが起きる!なんてイメージもありますが、のんびりと時間が過ぎていくだけのパーイ。田舎、僕の夏休み状態、庶民の暮らしど真ん中。週一開催マーケットも忘れ呆けての7日間だった。水曜と土曜日だったかな?と思っていたらパレードに遭遇。

ゲストハウスから出て直ぐだった。朝から陽気なミュージックは聞こえていた。ソンクラーンかとも思ったが、ソンクラーンには早い。定かでは無いが、出家パレードだと思われる。パーイの子達、どこか少数民族の村の子かも。一時的に出家する文化がある。それにしても盛大で大きな規模である。外に出るまで、まさかパレードだと思わなかった。それで言うと、旅でサプライズは起きやすいのかも知れない。

帰りのミニバン、運転手はイニシャルDのノリだった。下り坂が多かったのか、来る時より30分、30分もタイムが早くチェンマイに着いた。車酔いする人には絶対にキツいペース、絶対山のローカルだ!明らかに一般とスピードレンジが違う。俺の頭の中では、ユーロビートが微かに聞こえていた。正直、もう少しゆっくり走っても良いと思うけどね。

チェンマイに戻ってからメーカンポン村へ行くのだが、その話は後ほど。

「旅はまだまだ続く~」

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