ぶらりパーイでヒッピーライフ【バックパッカー1人旅】のんびりと時間が流れるタイ北部の小さな町
「チェンマイ、パーイ区間の山道はカーブが多く車酔いする」そんな情報が多くてゲンナリしている。果たして本当なのだろうか?最悪のケースは頭文字Dみたいなノリのミニバン。アドレナリンどっぱどぱだ!!と峠を攻めだしたら勘弁なので念の為、セブンイレブンで買った酔い止めを飲んでミニバンに乗り込んだ。誰も座ってないので、ちゃっかり助手席。フハハハッ、これは幸先が良い。
道は綺麗だった。ドライバーの腕なのか、安全かつスムーズにパーイへ到着した。途中、15分休憩があってトイレしたり、売店では軽食も売っていた。確かにカーブの多い山道だった。ドライバーが乱暴な運転をすれば酔う人もいるだろう。
1時過ぎの激烈に暑い日差しの中、AYAサービスから歩いて7~8分、ゲストハウスに到着しチェックイン。テラス付きの綺麗な部屋は数匹の蚊が飛んでいた。鳥の声、自然音、モーターバイクと生活音が僅かに聞こえる。サバーイサバーイ。良い所で時間がのんびりと流れている。
先ずは着火してリラックス。文庫もラスト3つ。この旅で読み終えたなら、古本屋か宿に寄付して帰りたい。荷物も軽くなるしね。やっぱり持って来ればよかったと思っている「太陽と風のダンス」何度読んでも面白いし、暇つぶしに丁度いい。
今回のパーイでは特にアクティブに動こうとは思っていない。田舎らしく、のんびりド真ん中で暮らそうと思っている。確かに何か、せっかくなのだから動いた方が良いのでは?そういう葛藤もある。しかし、それではダメ。グッと身体が強張り本当のリラックスが出来ていない。究極の休日、パーイでは何もしないで暮らすのだ。
「あぁ腹が減った」ゲストハウスはロケーションが良かった。近くのレストランでヌードルとガパオライスをドカ食いした。どちらも40バーツ。安くて美味い。後に分かるのだが、同じストリートでナイトマーケット近くの大きなレストランは、フライドライスが70バーツ。パーイはこぢんまりとしたローカルレストランが安くてボリュームもありオススメだ。小さな町、カフェも多く居心地良いカフェを見つける事が最初2〜3日の楽しみだな。
「とりあえずここは行こう」と思っていた雰囲気の良いハーブティー屋。ガンジャも売っていた。オーガニックのスカイウォーカー。
ハーブティーは全部で4種類あるが「今はジンジャーティーしかできてない」と言われたのでジンジャーティーのハニーレモンセット。すっごいジンジャー。喉が辛いけど健康には良さそうだ。ハーブティーは全部ホットなので夕方に散歩がてらハーブティー飲みにくるのが大人の男。
Google mapsではMalamongArtCafeとHerbal drinkの2つ名前があるが一緒の場所です。
俺の後に来た奴はバンブーボングをカバンから取り出し、3連発で煙を吐き出した。「そのボングかっこいいね!」と褒めたら1発くれた。それはパイプで吸うくらい煙が強かった。ヨルダン人で9ヶ月メーホンソーンに住んでいるという。中々物好きなヒッピーだった。後日バタフライティーも飲みに行った。ライムを絞ると色が変化して面白い。文庫片手に3~40分まったり、そして少し散歩をする。優雅な1日。
パーイの町は川沿いが栄えていてバーやレストランが多い。夜は電球でライトアップされて可愛いストリート。小さな町だけどタトゥーショップも多いな。ディスペンサリーやマリファナ売ってる所も多いし吸える場所も多い。髪型ドレッドの人もよく見るな。道はナイトマーケットのあるメインストリートへ繋がり、土産物屋、数匹のヒッピー犬、お寺の門には2体のYak(ヤック)が鎮座し、この町を守護している。山のリゾート地みたいな雰囲気と、ヒッピータウン感もあって可愛い町。
夜と朝方は涼しく過ごしやすかった。宿から歩いて2分、ジョーク(お粥)を出す青空レストランに朝飯を食べに行った。朝ごはん限定屋台は涼しければ最高で8時半くらいまでがベストタイミング。やはり、開放感がある所で食う飯は美味い。
ポークと椎茸煮たやつ、生姜はたっぷりで朝に丁度良い。あっさり系の所が多いが、ここはしっかり味だった。アイスコーヒーを買ってゲストハウスに戻り、一服してから2度寝の9時。ククク。パーイ最高。
「旅はまだまだ続く~」
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