初めてのタイ旅行、パタヤは一泊で遊び倒せる

ベランダからは海に浮かぶ船のライトが見えた。パタヤに着いたのは夕方過ぎ、「ザ ベース セントラル パタヤ เดอะ เบส เซ็นทรัล พัทยา」はゲートから建物までの距離があり、ポツンと静けさがあった。もちろんパタヤ中心地にしては静かだな~という感じで周りには多くのBarやレストラン、マッサージ屋にナイトバザールと、多くの観光客が街を賑やかにしている。活気ある夜のパタヤが始まりつつあった。

『ナイトマーケット・ナイトバザール』

友達とマダム、俺の3人はホテルを出ると、「先ずは飯だと」近場を歩いた。途中、ナイトバザールに吸い込まれ、友達はショッピングに熱中する。この週末パタヤ1泊旅行の後、週明けに、10日間のバカンスを終えて国に帰るのだ。マダムのマブダチってやつ?彼らは陽気でとても似ている。最終的にはスーツケース4つくらい持ってたからな。靴も10足くらいあったし。小旅行では無いにしろ、引越しくらいの荷物を持っていた。あれには笑ったな~。とにかく、面白い奴なのだ。

ナイトマーケットでは屋台飯を突きながらビールを飲んだ。俺は久しぶりに夜遊びをし、酒もたくさん飲んでいる。パタヤには白人のおっちゃんが多い。良い老後だよなと思った。長くタイに住むとして、じじいになった友達が遊びに来たら面白いだろうな。

『ボーイズタウン・ウォーキングストリート』

飯を食い終わるとホテルへ戻った。そう、ここからは大人の時間。友達とマダムはシャワーを浴び、新しい服に袖を通す。カジュアルな格好そのままの俺。日々、サッカーコーチのような身なりなので過ごす俺。今日は白いポロシャツとか持ってたら紳士で良かったかも、なんて思ったり。そうこうしているうちに、夜はふけ、やたらと大きなチンチンを振り回すショーが目の前。ここはボーイズタウン。新しい世界。ハードコアでクレイジー。そして友達はおかまさん。

彼は大根のようなちんちんを太腿にペチペチとされて爆笑していた。サービスすごいね。チップを渡す彼。タイのゲイバーは凄かった。実は、彼の初日にバンコクでも行ったのだが、俺はその時が初めてだった。初めてのゲイナイトライフ。勉強させてもらった。

ウォーキングストリートにも行った。パタヤと言えば、みたいな場所でクラブも通りもすごい人だった。ニューヨークのタイムズスクエアより凄いと言っていたような。言っていなかったような。パタヤの夜は終わらない。ますますと元気になっていく。

夜中も夜中、俺らは食堂で飯をドカ食いした。炒飯美味かったな。ヌードルも食べたし、肉焼いたのも食ったし、なんか色々と食べたのだが忘れてしまった。写真も撮っていなかった。いや~飲んだし食った。楽しい夜だった。

『ラン島(Ko Lan)』

キラキラと太陽に照らされた屋上のプールからはパタヤの街が一望できた。31階のルーフトップだった。水は冷たく、日光浴に最高の条件。ビーチチェアでは数人が寝そべってリラックスしていた。眺めが良いからね。街の写真を撮る人もいて優雅な時間が流れている。ハイソだ。聞こえるのは街の音。あぁなんだか腹減ってきた。

チェックアウトを済ませるとセントラル・パタヤ เซ็นทรัล พัทยาのフードコートで昼飯を食った。ビーチではビーチチェアを借りてのんびりと。小さな揚げたカニを売り子から買った。居酒屋のつまみみたいで美味かった。友達が「島行ってみよう」と急な提案。二つ返事で乗っかって船でラン島に行くことになった。ウォーキングストリート近くの港からはスピードボートが出ている。15分くらいで近場の島に行けるのだ。1人150バーツ。今日は風が強く波が高かった。アトラクションのように波を乗り越え、揺れる船。マダムは怖がっていた。実際、転覆事故などもあるみたい。大きなフェリーの方が安全だろう。

フェリー

島遊びは滞在二時間くらいだっただろうか。海は綺麗で観光客も多かった。良い写真も撮れたし、岩の上での記念撮影では友達はマーメイドのようだった。パタヤは日帰りで遊びが選べるので弾丸旅行には本当良いよな。ラン島では夕方頃に最終の船が出る。これを逃すと1泊しなければならない。大きなフェリーは1人30バーツ。時間は30分くらいだろうか。のんびりと進むので写真だって撮りやすいし、ちょうど良かった。夕日が島の方へ沈んでいった。薄紫とピンクの空は綺麗だったが、旅行も終わりが見えて少し寂しかった。

さて、パタヤはバンコクからも近いビーチタウンでナイトライフも有名である。人は多く活気があり、弾丸旅行に向いているのだ。初めてのタイ旅行なら、素直にバンコクとパタヤで良いだろう。次はプーケットもある。サムイ島もある。北にはチェンマイ。初めてのタイ旅行を終えて、次に考えることは、「次タイに来たらあれしよう、これしよう」である。リピーター率100%の国、それがタイ。

「旅はまだまだ続く~」

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