カンボジア「シェムリアップへミニマル旅」アンコール遺跡でロマンを感じる③

2日目、早朝から始まった遺跡巡り、アンコールワットで朝日を見て、軽い脱水症状から生き返り、次の遺跡へ向かった。「あちー」昼時は危険すら感じる暑さだ。もちろんまだ昼前、朝と言ってもいい。アンコールワットは1つ前の記事でございます。

カンボジア「シェムリアップへミニマル旅」アンコール遺跡でロマンを感じる②

2日目はアンコールワットに始まり、4つの遺跡を巡るツアーに参加した。遺跡ツアー初めてでワクワクする。 男のロマン、冒険心をくすぐるジャングル、遺跡。 出発は4:15だ…

アンコール・トム、バイヨン、タプロープだったかな。しっかり見た事ないのだが、トゥームレイダーの舞台になった場所は有名で写真スポットになっていた。木の根っこが遺跡に絡みつき不思議な光景。所々、支えがあり倒壊しないようになっている。800年とか1000年前の遺跡やレリーフもある為いつ崩れてもおかしくないなと感じた。今ここに来れてハッピーだ。もしかしたら、近い未来もう見れない遺跡も出てくるかもしれない。旅してて思うのは、世界は常に変化していて同じでは無いという事。今は旅できる場所でも、未来は行けなくなるかもしれない。今は無理でも、未来は旅できる場所もあるかもしれない。今この一瞬が奇跡かもしれない。俺は幸せ者だ。

ジャングルの中、多くの遺跡が点在している。バンで遺跡の入り口へ行き、ガイドに説明してもらいながら遺跡を見る。終わればまた次へ。とても広くツアーに参加して良かったと思った。個人的に巡るのは相当にハードで何日もかかるだろう。

宝物がありそうな雰囲気でワクワクした。実際には黄金は剥がされ、仏像の首は破壊され、貴重な歴史的財産は盗まれている。戦争で火事場泥棒が多く今も行方が分からない物も多い。後は、博物館や美術館に保存されている。ポーネグリフみたいなのもあり「意味が分かれば面白いのにな」と感じた。ロビンやインディージョーンズみたいに、考古学者には憧れがある。

崩れてる場所もあり歴史を感じる。寺院のまわりは外堀、しっかりした作りの城壁があり守りが固い。レリーフもかなり細かく技術力の高さ、文明の高さを見れる。男のロマンが詰まっている。

このレリーフは約1000年前の物らしい。恐竜が彫られている。カンボジアにいたらしい。ジュラシックパークのグランド博士も呼んで調査したい。男の子はみんな恐竜大好きだからね。

バイヨンが一番良かった。なんだろ、佇まいが物語っている。ヒンドゥーと仏教のミックスされた寺院跡で発音的にはバヨン。12世紀にジャヤバルマン7世によって建設された。当時は1万人規模の王国だったみたいだ。「クメールの微笑み」と言う顔が彫刻されている。ジャヤバルマン7世はアンコール王朝全盛期の王様です。アンコール遺跡の中にはワンピースのアッパーヤードのモデルになっている場所もあるみたいです。

レリーフにはマリファナを吸う古代クメール人。カンボジアは約30年前にマリファナが違法になったみたいです。古くから文化が根付いています。ツアーガイドの家族も昔は料理に入れて使っていたみたいだ。市内ではトゥクトゥクのドライバーが「トゥクトゥク~トゥクトゥク~マリファナあるよ~!!」と声をかけてくる。なんともアジアっぽい。なぜ犯罪なのかは謎だが、あまりに平和で穏やかだと支配者層にとっては都合が悪いのだろう。

遺跡のレリーフがとても面白く、闘鶏や戦争、神々の話や、当時の暮らしが色濃く残っている。ワニに足食われてる人いたりね。

昼時、さすがに暑い。「もう歩きたくない」と思っている自分がいる。顔もおかしなことになってきた。実際、ツアー時間は8時間程を予定していたみたいだが、トータル10時間程だった。次の日にはミュージアムに行って詳しく歴史を聞いた。日本語の説明があったのだ。先にミュージアム、遺跡巡りの方が理解度が高かったのでは?と感じた。俺の場合、全部英語だと分からない事もあるし、頭疲れて…

流石に子供みたいな、無限の体力がある訳では無く、ホテルに戻った後シャワーを浴び4時間くらい昼寝をしていた。

今回のシェムリアップの旅でメインとなる遺跡巡りを堪能した俺、夜は久しぶりにビールを飲んで屋台で飯を食った。街歩き、美味いローカルの飯屋、ミュージアムなどは次の記事でお届けしようと思う。

少しでもアンコール遺跡の空気感を感じて頂ければと思う。

「旅はまだまだ続く~」

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