「スラーターニーのローカル市場で食べ歩き|庶民派のんびり一人旅」
ここはスラーターニーのゲストハウス、マイプレイス。街のど真ん中と言っていい立地の良さ。徒歩で全てが完結する場所だ。初めてのスラーターニーなら泊まる場所はここら辺が便利だと言い切れる。
バンコクからは約1時間のフライト、空港から市内中心地までは遠く、バスが出ていると聞いたのでそれを使った。
朝方は気温が下がるので大丈夫なのだが、結果を言うと暑すぎた。ファンだけ冷蔵庫無しの部屋。あちぃ。俺の部屋だけが暑いのか、都会っ子の俺は我慢しない。初日、次の日と泊まり、3日後にクーラー付きの部屋に移動した。ゲストハウスの人達には感謝を言いたい。素早い対応かたじけない。そしてクーラー付きの部屋はクーラーをつけなくてもたいして暑くなかった。

さて、スラーターニーのダウンタウン、中心街はコンパクトで暮らしやすい。しかも市場が多い。全体でいうと大きな街でサムイ島やパンガン島行きの船が出ている。タイ南部を旅しやすく、ハブ的役割りを担っている港町だ。スラーターニーでの5日間、サバーイサバーイな市内観光で食べ歩いたタラート(市場)を紹介しようと思う。
【スラーターニー ナイトマーケット・サーンチャオ スラーターニー市場】
スラーターニーの中心街、ダウンタウン。毎日やっているナイトマーケットで宿から1番近かった。初日の夜、マーケット内のレストランでビリヤニを食べた。座って食べられる場所もあるのと、南部という事でカノムジーンの屋台が多かった。カノムジーンとは米の麺で日本で言うとそうめんに似ている。グリーンカレーなどと一緒に食べると美味。そして安い。フィッシュボールも美味かったな。港町だしシーフードは鉄板だろう。





【ターピー河畔歩行者天国・Fruit Market】
ターピー川沿いは遊歩道になっていて市民の憩いの場だ。朝方と夕方がベスト。ナイトボートツアーやサムイ島パンガン島行きの船も出ている。フルーツマーケットは毎日やっているし、川で釣りをしているローカルがいたりとサバーイサバーイな雰囲気。俺は滞在中毎日ここを散歩した。フルーツマーケットの近くには鮮魚市場もあった。
夕方、小さなボートで漁をしている人達が西日に照らされ、キラキラと光る水面へ網を投げる。映画のようなシーンが美しいスラーターニー。俺も、腰を下ろし火をつける一本に大人の哀愁漂わせたい。
あ、ロマンチックな所が出てしまった。










ターピー川沿いで大きく開催されるナイトマーケットは土曜日限定とGoogle mapsでは書かれているのだけれど日曜日もやっていたような、、、。う〜ん。記憶が曖昧だ。どちらにせよ徒歩圏内に多くのマーケットがあるので安心して欲しい。
【カセート 1 市場】
朝から夕方くらいまでのマーケットでローカルバスターミナルがある。ストリートレストランや服、靴屋に商店、学生服屋などローカル感が強い印象。近くには大型の宿やコロシアムスラータニーというショッピングモールがある。

【mitkasemnightmarket (ตลาดมิตรเกษม)】
毎日やっている小規模なナイトマーケット。ラフレシアが目印の公園に沿って屋台が出ている。買った飯は公園でも食えるしのんびりとしていて良い感じ。滞在中にニ度ここで飯を食った。卓で食える屋台、カノムジーンが美味そうでカレーを2種類かけて貰って35バーツ。小腹が空いた時の最強飯では無いだろうか。ドライカレー的なやつは凄い辛かった。次の日腹がクルクルしてしまった。グリーカレーが丁度良いマイルドな味。アロイ(美味しい)。ちなみに米もあり。南部の料理は辛いものが多い。卓に置かれた野菜はご自由に。







・セントラル プラザ スラータニー
ダウンタウンから少し離れた場所にある大型ショッピングモール。ゲストハウスからGrabタクシーで約100バーツだった。少し屋台が出ていて子供が遊ぶ場所もある。日本で言う所の「田舎のイオン」




俺が行った時はプラクルアンというタイの御守りマーケットがやっていて長々と見て回った。プラクルアンは神秘的で魔法の感じがあるから好き。手作りの装飾ついた紐なんかが売られていて、それに御守りをつけてネックレスにしたり、かわいいのだ。俺も普段からプラクルアンをネックレスにして身に付けている。サクヤンで有名な寺院、ワットバンプラで“借りた”虎の顔がデザインされた物だ。これはお手頃な価格だが、とんでもない価格のプラクルアンもあり、タイの御守りはアンティークや投資の側面もあるのが面白い所。
モールからは乗り合いソンテウが出ていてダウンタウンへは30バーツで戻れた。ショッピングモールは涼しいから良いよね。
こんだけ飯の自由度が高いとついつい食べ歩いちゃう街、スラーターニー。ダウンタウンの市場紹介でした。実際には大きな街なので次回は別のエリアに滞在するのも良さそうだ。安いジムも発見したし大きな公園もある。バイクをレンタルすれば自由度も更に高くなる。この街、住み良い。
それでは。





「次回はスラーターニー最強の朝食“カオトム”を紹介します」
「旅はまだまだ続く〜」