ヴィエンチャン1日目ナイトマーケット2024年版「ラオス10日間1人旅」
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久しぶりにラオスに降り立った俺。早すぎる、前代未聞の早朝フライト1時間。am3:30から起きている。現在8:00am。空港ではアメリカーノを頼んで、出てきたのはエスプレッソ。これがラオスなのか、はたまた間違えただけなのか、とにもかくにも田舎という事は間違いない。10年くらい前、ラオスには2度来た事がある。どちらもバスだった。飛行機で来るのは初めて。空港に着いた時、隣に見えた飛行機がプロペラ機だった。ワットタイ国際空港。田舎である。
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タクシーサービスカウンターで市内行きのチケットを買って車に乗り込み15分。いや、10分だったかもしれない、ゲストハウス「メコンリバーサイド」へ着いた。荷物を預け、向うはもちろんメコン川。歩いて1分。「はいはいはい、なんかこんな感じだったな~」懐かしかった。
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お変わりなく、メコン川はメコン川のままだった。アマゾン感は健在、暑い太陽に土埃、川沿いの広場は川に向かって階段状になっている。座ってメコン川を見ている人達がいる。雨季と乾季では全く違い、恐ろしいほどに川が大きくなる。
ヴィエンチャンの町中はツーリストエリアが中心地で1番栄えている。昔より綺麗になった気もするし、あまり変わらないようにも思った。当然昔泊まったゲストハウスは覚えていない。ヴィエンチャンで覚えているのはメコン川沿いで旧正月の水かけフェスティバルやってたな、とかトゥクトゥクの兄さんは副業でガンジャを売っていたなとかだった。「X」で「ラオスマリファナ合法化」みたいな記事を見たのだけれどディスペンサリーなんてものは無く、トゥクトゥクの兄さんは相変わらずガンジャを売っている。分かりやすい420のステッカーを貼ったソンテウの兄さんは「l have」とピニール袋に小分けされたラオスオーガニックを「どうだい?」と。こんなに堂々として自由なのか?しかし「秘密警察の罰金くらった」なんてGoogleコメントもあったりする。厳しいのか?謎の国だ。ただタイが合法化した今、お得感は無い。
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メコン川沿いでは毎日ナイトマーケットがある。新しいのだろう、フードコートみたいに飯屋だけのスペースがある。生演奏あり、席数も相当ある。子供用の移動式遊園地、爆音で東南アジアのダンスミュージックを流すゴーカートが楽しそう。音楽に合わせてエクササイズをする地元のおばちゃん達。夕方になるとメコン川沿いはとても賑やかで良い雰囲気だった。夕陽がその奥へ沈んでいった。対岸に見えるのはタイでノーンカーイ、さらに南へ行くとウドーンターニー、観光した事ない地域なのでタイの東、イサーンをぐるっと周りたい。5月あたり。
ヴィエンチャンには2日間泊まった。夜になるとナイトマーケットへ行き飯を食った。初日はモーニンググローリー炒め、フライドポークベリー、スティッキーライスで1200円くらい。2日目はイカのグリルとビアラオで1000円くらいのツーリスト値段なのだが、ただの屋台飯なのでタイから来ると「ヴィエンチャンの飯は高いな」と感じる。プラス暇すぎてビアラオを飲んでしまう。ビアラオ(小)で1〜2時間、文庫本片手にダラダラするのだ。バカンスど真ん中。
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公園では雑貨のテントがずらりと並ぶ。バリエーションは少ないがTシャツなどはとても安い。昼間コーヒーを飲んでいる時、台車を運びナイトマーケットの準備をしている人達を見た。準備と撤収があるのは中々ハードである。何もする事がないラオスではカフェで暇つぶしが鉄板なのだ。ラオスにもアマゾンカフェがあり、アイスコーヒーが32000kipで230円ほどかな。ボーッとするのにも飽き「やはり暇な国だな」と2日目にして思った。実際には素朴で自然豊かな、この感じが魅力なので旅行者を多く惹きつけるミステリアスな国でもある。
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それで言うと、ツーリストエリアは町全体がナイトマーケット的な感じでもある。屋台もあるし小さなエリアで散歩にも良い。昼間は暑く埃っぽく人も町も休息モード、明らかに陽が沈んでから町が賑やかになる。こんなに人いたんだと驚くほどだ。Barも多くルーフトップバーが人気らしい。普段は飲まないので行かなかったがGoogleMapsで見た感じ良さそうだった。
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ヴィエンチャンでは「メコン川をボーっと見ていたら1日が終わっていた」なんて事もあるみたい。まるで現代の竜宮城。素朴さと自然を感じ、ただひたすらにのんびりと過ごしたラオス。まだまだ秘境かも。ラオスにおいでよ、おいでおいで。
「旅はまだまだ続く~」
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