タイのお守りプラクルアンを借りよう「魔法の力が宿る！？お土産にも良いタイのお守り」【Phrakhrueang/Thai amulet 】

2024-05-07 2024-05-07

yukiwatanabe

タイのお守り「プラクルアン」【Phrakhrueang/Thai amulet 】

タイではお守りを借りると言います。多分、知らないだけで日本でも「お守りを買う」は良い表現では無いのだろう。「手に入れる」とか「授かる」の方がありがたい。

プラクルアンの世界はマジカルでミステリアスだ。最初はただ「タイのお守りかっこいい」と町の爺ちゃん婆ちゃんを見て思ったのだ。お守りをネックレスにして身に付けている人が本当に多い。色々な形状、バラエティ豊富、超レアで貴重なプラクルアンもあれば、大量生産の物もある。作られる材料にも違いがある。ストーリーがあり、魔法の力を宿す、時として2億円もの値が付くプラクルアンはアンティークや投資の一面もある。実に面白い。

若い子でつけてる人は少ない。時代か？おじさん、お爺ちゃんは全員つけているのに。

俺はついに去年初めて、プラクルアンを手に入れた。場所はワットバンプラ(Wat bangphra)サクヤンの祖、ルアンポープン師の眠るお寺でございます。初めてワットバンプラでサクヤンを授かる時、プラクルアンも借りたのだ。サクヤンで有名というユニークな、唯一無二の魅力を持つワットバンプラ、ここが本場も本場のマジカルな寺。初めてのタイのお守り、プラクルアン、ここのが初めてなのは縁があったのだろう。

ルアンポープン、ワットバンプラのアイコンはタイガーでございます。

お寺巡りの好きな俺、その後プラクルアンがあれば必ずチェックするようになった。知識が無いのでストリートや市場の品に手を出した事は無いが、「念が使えたらお宝探せるのに」と思っていつも見ている。

今年2024年はタイ仏教暦で2567年。543年を西暦に足すと仏暦になるので覚えておくと便利だ。この仏暦がケースに表示されていたりする「このプラクルアンは10年前に作られたやつなんだ～」など多少買う時の参考になるのだ。自分の生まれ年に作られたプラクルアンを見つけられたら、あるかもしれない、何か良い事。

市場でたまに異形の、クスィーガンダム？何の神様だ？みたいなのがあったり、ガッシュベルの魔物の石版的なのがあったり「手頃な値段ならお土産にも良いかも」と思うがプラクルアンは無難にお寺で借りるのが1番安全だと思います。

お寺なら自分が最初のオーナーであるはず。他では最低でも2人以上の手を渡り旅をしているプラクルアンだろう。1番ご利益ありそうなのはやはり、お坊さんから直受け取りか？こういう時の為にもタイ語を最低限学ぶ必要がある。少しでも理解できるようになれば、恩恵凄いだろう。

プラクルアンは最初からネックレスにできるやつもあれば、工場でネックレスにしてもらうパターンもあります。ケース付けて紐を通したり、シルバーやゴールドのチェーンを通したり、カスタマイズできるのも魅力のひとつだ。

プラクルアンの工場、ケース屋は割と色んな場所にある。バンコクやチェンマイにはプラクルアン専門のマーケット、アミュレットマーケットなんて場所もあるのでGoogle mapsで近場をチェックすると吉。バンコクだと王宮、カオサンロードの近く。チェンマイだと旧市街から少し行った場所に2つアミュレットマーケットがある。市場付近にある場合も多い。

ステンレス製ケース50バーツとか、ウォータープルーフのプラスチックケース100バーツなど、価格帯はどこも大体一緒だが丁寧さは人によって違う。装飾の凄いケースなどは高い。去年だが俺はルアンポープンのプラクルアンをステンレス製ケースへ、場所はホアヒンのナイトマーケット近くだった。ルアンポープンの裏はサクヤンのデザインでかっこいい。

今年2024年のワットバンプラのワイクルーフェスティバル(サクヤンフェスティバル)で手に入れたタイガーのプラクルアンは、チェンマイのアミュレットマーケットでウォータープルーフのプラスチックケースへ入れてもらった。100バーツ。紐も100バーツくらいだったと思う。

ワットバンプラのプラクルアン、1番かっこいい。

日本でも御朱印集めが何年か前に流行ったって聞いたけれど、似ているかもしれない。集めてはないけれど、ワットバンプラに行けば欲しくなる自分がいる。

それで言うとチェンマイでも、プラクルアンを借りた。チェンマイ寺巡りの中、お土産にしたのだ。

PhraSomdej【プラ・ソムデジ】

御守りの効果は守護、パーソナルリレーションシップ、より良い健康と黒魔術からの保護。災害から身を守りキャリアの強化など多岐にわたります。最も重要な事は人生の歩みに、平和をもたらすのに役に立つ事で「お守りの王様」「幸運のお守り」と呼ばれている。これは東京で働いている居酒屋の神棚に納めた「なんか良い事あれば良いな～」と。

タイに来て、お寺巡りが好きならば、お土産に一ついかがでしょう？そのプラクルアンには不思議な力が宿っているかもしれません。

「旅はまだまだ続く～」