【2026年最新】バンコク・スクンビット49「Choo Choo Hemp」完全ガイド|日本語で安心、おすすめの医療大麻クリニック【トンローエリア】

『初めての、アジア大麻カルチャー最前線』
プロンポン駅から路地裏を抜けてスクンビットソイ49へ出た。排気ガスと暑く纏わりつく風を顔面に受け、車の脇を縫うように走るバイタクの後ろ。俺は今、バンコクで人気の医療大麻クリニック「Choo Choo Hemp(チューチューヘンプ)」へと向かっている。
※ソイ(soi =小道)
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2026年、タイで大麻が合法となってから数年が経った。タイの大麻事情は自由だった初年度から比較すると、ルール整備への段階へとシフトしている。
タイのお国柄、ルールは頻繁に変わるが、数多くあるディスペンサリー選びで重要なのは結局のところ「安全と安心」である。
この記事は、バンコクの医療大麻クリニックとして1店舗完結型、日本人スタッフが常駐する「チューチューヘンプ」を調査したものだ。タイの法律や医療、診断書から、初心者におすすめの大麻品種まで、1人の旅人として記録した完全ガイドである。
「興味はあるけど、法律やルールが不安」「どこで買えば失敗しないのか」
そんな悩みを持つあなたに。
バンコクで大麻を安全に楽しむなら「Choo Choo Hemp」
[BTSプロンポン・トンロー駅からバイタクで数分]
アクセスはBTSのトンロー駅、あるいはプロンポン駅からバイクタクシーに跨り、風を切ること数分。30〜40バーツほどである。スクンビット周辺で探すなら、この立地の良さはバンコク観光において突き抜けて便利である。
営業時間:午前10時~深夜1時
お洒落なカフェやショップが立ち並ぶバンコクの中心地。日本語の看板が多く目に入り日本人街と呼ばれ、紀伊國屋書店、日本の食材を扱うフジスーパー、日本語対応の病院など、圧倒的に日本人に優しいそんなエリアに「Choo Choo Hemp(チューチューヘンプ)」はある。
ここは、単なるディスペンサリー(大麻販売店)ではない。一棟まるごとカンナビスのサービスで構成された1店舗完結型のショップである。ここに来れば全てが揃う。
だからこそ、初めてタイで医療大麻を使ってみたいと思う人達に使い勝手が良い。例えばサプリメントのように、慢性的なストレス、睡眠の質の改善、筋肉炎症のリカバリーや集中力の維持などなど。
まず外観は大きなChooChooHempロゴが分かりやすく入りやすい。ちょっとした休憩スペースがあり左手には2階へ上がる階段、正面の自動ドアは1階店舗エディブルや喫煙道具を売るショップという作りになっている。
順を追って話そう。
1階の自動ドアを抜けると喫煙グッズが並ぶ。ここではペーパーやグラインダーはもちろん、チューチューヘンプのグッズなんかも展開していてエディブルも種類が豊富だ。

階段を上がった2階にはクリニックが構えられ、医師による診断やセラピストによるマッサージ、そして診断書を発行してもらえる。すべてのプロセスを経て辿り着く3階に、ディスペンサリー(大麻販売所)が位置している。
この「一店舗で、診断から購入までが完結する」という便利さ。
営業時間は午前10時から深夜1時まで。午前中の観光ついでに立ち寄ることもできれば、夜1日の疲れをリセットするために訪れることもできる。コンビニほどあるディスペンサリーの中で、ここを選ぶ理由はスタッフのホスピタリティと店の柔らかい雰囲気である。
行けば多くのリピーターがここをバンコクのおすすめ店として挙げる理由が分かるだろう。
※エディブル:THC入り食品。グミやチョコ、ブラウニーなどがある。
※グラインダー:マリファナを細かく砕く器具
【タイの医療大麻クリニック】法律と診断書発行の流れ
2026年現在のタイは、合法化初年度のような自由さとは打って変わって法改正が議論されている。ルールが頻繁にアップデートされる中、常に新しい情報をチェックする必要がある。
タイという国のルールはとても流動的で、日本とは大きく異なる部分ではあるが、初心者が最も注意すべきは「合法的な所持と使用」である。
階段を上がって2階、そこは清潔なクリニックスペースになっている。ここで特筆すべきは、日本人スタッフの存在だ。微妙な体調のニュアンスや不安を、自分の言葉で伝えられる。問診票を書き、血圧測定や問診を経て、 診断書を正式に発行してもらえる。
必要なのはパスポート。そして100バーツである。
この診断書の有効期限は1ヶ月、30gまでの持ち運びが可能となる。
混み具合にもよるが、診断書発行までは15分ほど。
クリニックに在中するセラピストは個人の症状に合わせてマッサージ(身体調整)リハビリ的なアプローチが可能だ。診断を受けるにあたって、大麻吸引前、お酒なしでお願いしている。マッサージのメニュー表には10種類ほどが記載されていた。心身の不調から、医療大麻を使うことを考えている人には治療パッケージという選択肢もある。問診の中で自分に合うものを医師と決めていこう。


[法律・ルール]
2026年現在、外での喫煙は罰金対象である。あるケースでは2万バーツの罰金をくらったなんて話も。診断書がない状態での使用や所持は罰金の対象になるケースがある。警察の対応によって様々で、安全なのは喫煙可能なベランダのついているホテルや、ディスペンサリーに併設されたスモーキングルームで吸うことだ。
非喫煙者に配慮してルールを守る事が大事である。
チューチューヘンプに来れば、最新情報も日本語で教えてもらえるので安心である。もし日本人スタッフが休みでいなくても、今はGoogle翻訳もあるし、スタッフのきめ細かさや接客の質は高く困る事はない。
バンコクのディスペンサリーを攻略。100種類の大麻から選ぶ最初の品種
診断書を手に、いよいよ3階へと足を踏み入れる。そこには100種類以上の品種が並ぶ、圧巻のカウンターが待ち構えていた。これだけ種類が多いのも珍しい。
むむむ。これは迷うぞ。
オーナーのこだわりは「市場価格・安全性・品質」


日本式のきめ細やかなサービスを好む彼の店作りは、スタッフ一人ひとりの気さくで優しい接客に息づいている。タイの「微笑みの文化」と、洗練されたホスピタリティが融合したまさに居心地の良い空間だ。
ここには15〜20もの厳選されたファームから、毎週のように新しい品が届く。3A+から5A+まで、ファームのライセンスなど、独自の評価基準5段階でグレード分けされており、初心者はもちろん、玄人をも唸らせるラインナップだ。
これだけ種類があると逆に選ぶのに苦労する。そんなタイミングで「初めてですか?」とスタッフから声がかかる。日本語で丁寧な説明を受けられるため、自分の好みの匂いや求めるエフェクトを妥協なく探すことができる。いくつかの瓶の中を実際に嗅いでみよう。



太古から続く
大麻の歴史は古く、太古、1万年以上前から衣服やロープなどで使われ、また宗教的な儀式、そして薬として。すでに品種改良も始まっていたとか。中央アジア、ヒマラヤ山脈から中国にかけての山々、そこら辺の地域が起源と言われている。
タンパク質が豊富で食べることも、油にすることもできて万能な植物である。マリファナが危険な薬物であると言われ、キャンペーンが広まったのは1930年以降、アメリカからであり近代のことである。
カンナビスの誕生は人類が登場するずっとずっと昔のこと。
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とはいえ、初めてでは何を基準に選べばいいか分からないというビギナーは多いだろう。
俺は2種類エフェクトの違うタイプをおすすめしている。
ひとつは朝昼用、活動的なタイプの品種である。もうひとつは夜用、眠くなるリラックスタイプの品種だ。
大麻はタイプ別にサティバ、インディカ、ハイブリットと分られている。昔から言われていたことは、インディカはボディーハイでリラックスに向く。サティバはエネルギッシュなヘッドハイでアクティビティ向き。とかね。どちらの要素もあるのがハイブリッドである。今では関係ないと言われているが、まぁ分かりやすい例えなのである。というのも原種というのはその地域に根差した品種なので育てやすいように改良していくのだ。
例えば、活動的な朝や昼には「スーパーレモンヘイズ」のようなサティバ系。その名の通り、柑橘系の香りでキリッとした味である。
そして一日の終わりに深い眠りを求めるなら「アフガンクッシュ」のようなインディカ系。こちらは少しの甘み、ウッディ感やスパイシーなニュアンスのある味である。
チューチューヘンプではベテラン向けにオリジナル品種も取り扱っている。名前は「52:80」という高THCの品種で慣れている人はチェックしてみて欲しい。
スタッフが初めての人に勧めるのは、THC15%前後の「トリム」と呼ばれるものだ。
「まずは二口(2パフ)吸って、15分以上休憩してほしい」と説明をしていると。まずはゆっくりと、リラックスした状態で始めること。最初はよく分からないかもしれないが、2回、3回と経験を重ねるうちに分かってくる。
焦らずに少しずつ試していけば、そのうち自分にとって丁度いいパターンが見えてくる。
ADHD傾向のある人には、リラックスに向いたインディカサイドや、バランスの良いランツ系、ガールスカウトクッキーズなどが相性が良いと言われている。


ディスペンサリーにはフリーペーパーがあり、巻いてから持って帰る事もできるし、巻いてもらう事もできる。インタビュー中にも多くの日本人のお客さんが来ていた。なんか、大人の駄菓子屋みたいでワクワクするよな。
初めてで巻くのが億劫なら、小さなパイプかボングを一緒に買って帰れば楽だろう。使い方も簡単でスタッフに教えて貰えば一石二鳥である。愛着が湧いても、くれぐれも日本には持って帰らないように。
4階には、「隠れ家的スモーキングルーム」も存在するが、ここではあえて語らない。俺は皆んなの新しい経験やワクワクをできるだけ邪魔したくないんだ。
「みなまで言うな」
これである。
オープンDJブースや、ボングの貸し出しなどもあるので、ぜひ自分の目で確かめてほしい。
エディブルは10mgから始めよう
1階のエディブルのコーナーにもプロが常駐している。チョコやブラウニー、グミにドライバナナと種類が豊富である。
エディブルは、吸うのとはまた違った長く深いエフェクトをもたらす。
とにかく調整が難しい。だからこそ、初心者は10mgから始めることを絶対にお勧めする。グミの一個売りがあるのは、お試しには最高の条件だ。大麻で死ぬことはないが、強く効きすぎて動けなくなることはある。俺自身、高濃度のエディブルは得意じゃなく、多くても30mgで十分だと思っている。
※パイプ:キセルのような喫煙具
※ボング:煙を水で濾過する喫煙道具
※支払いにはカードも使える。(ミニマム500Bチャージ3%)
「アジア大麻カルチャー最前線」
今回の記事を書くことになったのは、一通のDMがきっかけだった。
数ヶ月前、俺は正式に「writing work(執筆依頼)」の窓口を広げた。暮らすように旅をする中で、少しニッチでミステリアスなタイをブログで発信し始めて5年目に入る。旅するように生きていく。その想いを現実の形にするための、自分なりの挑戦だった。
DMを開いた時は正直、「ついにきたか!」と思った。
DMの内容はというと
「ChooChooHempのGOLIと申します。タイ関連の記事を拝見し、ぜひ一度、弊社店舗について記事掲載、紹介をご検討いただけないかと思い、ご連絡させて頂きました」というものだった。
約2年ぶりだろうか、チューチューヘンプへ足を運ぶと、以前2階にあったディスペンサリーは3階へ、2階はクリニックになっていた。味のある木の階段は、たしか前もこんな感じだった気がする。
最初はタイ人スタッフ3人と日本人スタッフのGOLIさんとで打ち合わせをした。どんな記事を届けるべきか、擦り合わせ、構成案を作った。もちろん仕事として正式に執筆依頼を受けるのは今回が初めてである。俺は正直に値段設定も決めていなければ、今回が初めての案件であることを伝えた。
正直、多少緊張もしていた。
大きな声では言えないけど、向こうも不安になったんじゃないだろうか。
ただ、俺はチューチューヘンプには来たことがあるし、好きなディスペンサリーなので良い縁にしたいと、そして初めてがチューチューヘンプなのは嬉しかった。
後日、正式に取材をさせてもらい、ひとつひとつ、店のことを聞いて、店の雰囲気を無造作にノートに書き留めた。数年前に来た時よりもさらに、初心者にとって優しい環境が整備されていたし、何人かいる日本人スタッフの存在がとても大きい。
タイ語も英語も自信がない人にとって、初めていくならチューチューヘンプがいいんじゃない?と俺は思う。なんせ安いし、品質も良い。もはや、何のストレスも無いとはこのことで、公式LINEに登録すればお得情報だって送られてくる。
取材の合間、俺も久しぶりに1g /120バーツのColumbian(コロンビアン)を手にした。コロンビアのサンタマルタ山脈が原産で伝統的な土着の品種である。もともと多様性がある植物群で標高や栽培者によって幅の広い特性があったと言われている。在来種のサティバで今では原種を手に入れるのは難しいとか。
俺は最近、原種に近いとか、クラシックな品種を好んで吸っている。なんだか大地の力というか、ポジティブなエフェクトを感じるのだ。アウトドアにもそんなエフェクトを同じように感じる。

今、タイがアジアの大麻カルチャー最前線であり、バンコクは世界で1番観光客が来る。否応無しに注目度は高く、そんな激動の中で、チューチューヘンプと一緒に大麻カルチャーを盛り上げる力になれるなら、これほど嬉しいことはない。
そのうち、この文化を影で支えるファーム(生産者)たちの声も聞きに行きたいと思っている。
2022年、タイの大麻合法化をきっかけに、久しぶりの旅から、タイでのことを書き始めた。ガンジャがきっかけで新しい輪が広がっていった。
人生は本当に何が起こるかわからない。
多分、ガンジャは世界中で誰かの大きな助けになっているのだ。俺はガンジャは労働者、庶民の自由の象徴だと思っている。
これが本当の草の根活動。
なんつって。
そんな想いを込めて、このガイドを書き終えることにする。
最後に、チューチューヘンプのスタッフ、そして素晴らしい体験を提供してくれたオーナーに、心からの感謝を。
ありがとう。コープンクラップ。
そして、この記事を読んでくれたあなたへ。
どこかで会ったら、軽く一服でもしましょう。
「旅はまだまだ続く」
※ガンジャ:ヒンドゥー語由来の大麻の呼称
