チュムポーン市内の町並みと旅人に優しいマリファナ屋さん【グリーンパワーディスペンサリー】バックパッカー1人旅
パヤム島からラノーンに帰ってきた。漁港の町なのでラノーンは水族館の匂いがする。これはペンギンの匂いだ。フェリー乗り場には、ソンテウ乗りの兄さんが客を捕まえようと、片っ端から声をかけている。流れのままソンテウに乗り込んだ俺、バスターミナルまで15分。チュムポーン市内行きのミニバンチケットを買った。バスの本数が少ないのか、おばちゃんが「昼過ぎくらいかな〜人が集まったら出発するよ」なんて言っていた。ボーっと待っていると声がかかり人数は集まっていないが出発するらしい。1時間も待たずにラッキーな展開。
チュムポーン駅前でミニバンを降りた。初めてくる町だ。2日間宿を予約してある「ブティックユーロホテル」はメインストリートにあり市内のベストなロケーションだった。メインストリートは駅から真っ直ぐに1キロほどだろうか、早朝から屋台が出て、夕方からは駅方面でナイトマーケットもある。毎日だ。食事に関しては恵まれすぎていて、間違いなく旅人に優しい。長期滞在も良いだろう。
ホテルの部屋には小さなバルコニーがついていて、小さく可愛い机と椅子が置いてあった。もちろん部屋も綺麗でチュムポーン初日から最高だなと。しかし、早朝にパヤム島で吸ったジョイントが最後で手持ちが無かった。「先ずはガンジャ屋さんをチェックせねば」とGoogleMapsで近くのディスペンサリーを調べた。
「グリーンパワーディスペンサリー」ほうほう。メインストリートから少し道入った場所で近いぞ。宿を出て直ぐ、フライドチキン屋が目に入ったので腹ごしらえ。安い!美味い!元気回復でディスペンサリーへ向かった。
町のガンジャ屋さんという感じでシンプルかつ乱雑した店内。10種類以上は置いてある。全て瓶の中に入っていて、圧縮された昔ながらのガンジャも置いてあった。衝撃の10バーツから買えるマリファナ屋さんは旅人に優しいと言わざるを得ない。ガンジャ好きの旅人はチュムポーンを知っているのだろうか?ここは穴場だ。
サティバが欲しかったのだが3種類くらいしか無く、1番状態良さそうなやつを選んだ。ロイヤルモビー150バーツ。やや日にちが経っているのか、黄色みがかった緑色で匂いもライトだった。もう一つ、インディカ寄りのハイブリッドでブルーベリー。こちら有名な品種で見た目、匂い、「100バーツにしては状態良いな」と。瓶にパンパン入ってるし、フレッシュな感じ。最近入荷のお得商品なのでは?と読んだ。マリファナは高くて350バーツ。もちろんペーパーやボングも売っている。
ホテルに戻りバルコニーで両方巻いた。ロイヤルモビー、特に特徴がある訳でも無く、ライトなガンジャで味も普通といいますか、別に悪い訳では無いが「やっぱりな」と。使いやすいは使いやすかった。
ブルーベリー100バーツ。ジョイントに火をつけるとブルーベリーとクッキーっぽさのある匂いが鼻を抜けた。こちら明らかにロイヤルモビーより美味しい。「やっぱりな」である。ありがたい。こういう店は節約になるし旅人の大きな味方でございます。高くて美味いは当たり前、安くて美味いこそ最高なのだ。
夜のチュムポーン市内、メインストリートには屋台が沢山出ていて歩くだけで楽しい。ナイトマーケットは駅寄りで青空レストランが出現し、どこで食べようか悩む。ん~カオマンガイ、カオマンガイかな。カオマンガイ美味しそう。席に着いて注文、おばちゃんがダンダンダンと中華包丁で鶏をカットした。スープと一緒にカオマンガイが目の前に運ばれる、ひと口。安定の味、しかも40バーツだった。北部と同じ価格帯で安く美味い。
「もうちょい食いたいな」で店を変えてヌードルも頂き、デザートにグリルスクイッド。食い過ぎた。腹がパンパンだ。朝は朝で屋台があり5バーツのムーピンは朝ご飯に最高だった。ムーピンは豚の串焼きで少し甘めのタレ味だ。ムーピン5本とカオニャオ2つで35バーツ。安い美味いが止まらない。朝から晩まで屋台があるのかい?ここはどこだい?そう。チュムポーンさ。
チュムポーン最後の朝、山や海、郊外へ行かないのであれば2日間で十分だった。狭い町だが、大きな公園もあって暮らしやすそうだった。バルコニーでいっぷく。準備をしてチェックアウト、何故だかGrabタクシーが捕まらない。宿のお姉さんにタクシーを呼べるか聞いた。ホアヒンなら駅の近くからミニバンが出ていると言う。ならばと駅まで歩き、ミニバンを探すが見つからない。レストランのお姉さんに聞くが分からない。そこへバイクタクシーのおっちゃんが来た。「30バーツでミニバンの所連れて行くよ」と言うので話に乗っかり、着いた場所は宿の近くのミニバン屋。「こんな所にあったんだ」と。主張が少なく分かりづらい場所だった。9:30に出発。ここら辺はミニバンの方が主流なのかもな。バスターミナルは町のはずれで遠いし。
出発するとミニバンはチュムポーンバスターミナルを経由「あぁどちらも正解だったのか」と思ったが町から乗れるならミニバン屋探す方が便利だ。これからは町のミニバン屋にも目を向けよう。
チャアムに行く予定だが、まだ宿も予約していなかった。久しぶりに、行き当たりばったりで新しい町へ行くのは旅をしている感がありワクワクする。プラチュワップキーリーカンでミニバンを乗り換え無事にホアヒンへ。電車乗りたくて駅まで行くが「今日はチャアム行き無いよ」と鼻で笑われ、激烈に暑い太陽の下パンタイカフェに避難した。バンコクは分かりやすいが、地方の電車はトリッキーである。実はチュムポーンでも電車に乗ろうと挑戦したが、満席だったのだ。
アイスコーヒーで涼み、チャアムの安宿を1泊予約した。Wi-Fiありがたい。ついでにGrabタクシーを呼んでチャアムまで。20分程で到着。安宿が密集しているエリアは、昭和感のある海辺のリゾートだった。雰囲気良し。まわりにはお姉ちゃんのいるBarがいっぱいあるけれど観光客は少なかった。
チャアム編は別の記事で。
「旅はまだまだ続く~」
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