「定番に飽きた?それなら“新定番”庶民派バンコク不思議旅【2025年版リアルレポ】」
【プロローグ】
微笑みの国、タイ。
首都バンコクは、多国籍でカオスな国際都市。世界中から旅人が集まり、気がつけば心を奪われ、まるで沼のように抜け出せなくなるーー
まさに現代の竜宮城。
むせかえるような暑さ、ナンプラーの香り、カラフルなタクシー、巨大なトカゲ。レディーボーイにガンジャ。ハイソなショッピングモールにストリートの屋台。全てが混ざり合い、脳もトロけるミステリアス。
初めての旅?初めてのタイ?大丈夫。
いつもと違った経験をしよう。今回は“新定番”バンコクの楽しみ方をご紹介。
・【着いたら先ずはディスペンサリーでリラックス】
LCCで日本から来ると降り立つ空港はドンムアンだろう。バンコク中心街からは少し離れたローカルエリア。ドンムアンはマーケットもゲストハウスも多く旅の始まりに丁度良い。空港直通で電車もあり、バンコク中心街へ行くのもイージーだ。1泊するのもまた一興。焦るな、先ずは脳からほぐそう。今、あなたの体は強張り、重力に囚われている。堅苦しいのは抜きにして、空港からすぐ近くのディスペンサリーでリラックスだ。
[Channel Weed Store DMK AIRPORT(Donmueng) | ร้านขายกัญชา สนามบิน ดอนเมือง
สรงประภา หลักสี่ | Cannabis Cafe Dispensary]俺がドンムアンに着いて最初に行く場所がここである。2階席が喫煙ルームになっていてクーラーも効いている。少しの間ゆっくりするのに丁度良いのだ。




Google mapsでcannabis cafeと検索すると沢山のディスペンサリーが出てくる。もはやコンビニくらいあると思われる。口コミや写真を見て「なんとなく居心地良さそうだな〜」と思う場所に行くのが吉。ホテルやゲストハウスでは吸えない場合もある。店内に喫煙スペースがある場所の方が良い。それにカフェならアイスコーヒーなどドリンクメニューもありゆっくりするのに丁度良い。初めての方にはCBD品種、またはTHCの低い品種、ひと口から初めて欲しい。
初めてのバンコクなら、殆どの人は便利で立地の良い場所に宿を取るだろう。例えばアソーク、スクンビットエリアなら[ロイヤル クイーン シーズ タイランド]ここはオランダの世界的に有名なカンナビスのお店。喫煙ルームが広く扱う商品も質が高い。さらにディープに行くならローカルエリアのカンナビスショップが良いだろう。ローカルが使う店は値段設定が安い場合が多く雰囲気も庶民的な所がほとんど。
例えば屋上に喫煙スペースのあるお店もある。[Fat Buds Weed Shop Sathorn (Cannabis Dispensary)]有名なルーフトップバーでキラキラの写真より、ルーフトップでゆっくりジョイントを吸う。そんな事もできるのがバンコク。ここら辺はローカルエリア+オフィス街。夜なら美味いストリートレストランも近くにあるぞ。




何にせよ、不便を感じる事はない。多くのディスペンサリー、選択肢の多さに迷うほどだ。[Tropicanna Weed Dispensary & Cafe]はエカマイエリアで初めての人も行きやすい。[チュー チュー ヘンプ ウィード ショップ|スクンビット49 - トンロー]は安く種類が豊富。一階ではエディブルというカンナビス食品を扱うお店もある。エディブルはまた別物なので少量から様子を見つつ、最初からいっぱい食べる事は辞めた方がいい。
やっぱり初めてならCBD品種からと答えるだろう。
・【街をふらふら、ローカル散歩とカフェでゆっくり】
ゲストハウスにチェックインしてさ、荷物を置いてゆっくりしたらさ、とりあえず散歩に出るよね?なんの目的もいらない。ただ街をふらふら歩いて、そこら辺で売ってるフルーツでも食いながらさ、ちょっとブリって歩けば景色もより良いってもんよ。古びた商店や路地裏か、はたまたローカルの市場、それかショッピングモールで涼しむか。
変わった場所なら、バンコクにもジャングルがある。大きな公園に出る巨大なトカゲ、チャオプラヤー川を船で渡り、バーンナムプン 水上マーケットへ行ってみよう。マーケットは土日限定、自転車を借りてサイクリングもできる。バンコク中心街から割と気軽に行ける。土日といえばチャトゥチャック市場はとても広くお土産を買うのにも暇潰しにも良い。隣にはいくつかのショッピングモールもあり、ここら辺一帯で1日過ごせるだろう。ボートヌードルと呼ばれるクイッティアオ ルアなど食べてみては?チャトチャック市場内のショッピングモールでは日本のアニメのフィギュアやゲームが売られ秋葉原や中野ブロードウェイみたいで面白かった。





バンコクは唯一無二、色んな顔があり24時間楽しめる。お気に入りのエリアを見つけよう!
・【サクヤンとプラクルアン(御守り)で不思議体験】
サクヤン(sakyant)とは、サク(タトゥー)ヤン(ヤントラ)ヤントラとはサンスクリットの図形、マントラ、真言などを組み合わせたもので、簡単に言うと護符や御守り、術式。サクヤンは魔法の力が宿るとされている。ユニークなデザインも魅力的だが、1番心惹かれるのは儀式的に行われ「タカ」と呼ばれるマントラ、祝福、祈りとセットだという事。
サクヤンはその道の、お坊さんや先生しか彫ることができない。
バンコクで俺がサクヤンを入れたアチャーンネング師は衛生的にも安全安心、初めての人も心配無くサクヤンを授かれる。ネットでの予約、PayPalでの支払い。英語対応なので敷居が低いのが魅力だ。
例えば3泊4日の旅だとしよう。俺は、3日目にサクヤンを入れる事をお勧めしたい。バンコクに体も慣れ、文化を感じ、色々な体験をした後にサクヤンで〆る。あなたにとって特別な経験になるはずだ。サクヤンで有名なのはワットバンプラと呼ばれる寺院でバンコクからは離れていて行くのが手間だがローカル感はさらに強い。インクでは無くオイル、つまりタトゥーを彫らずに儀式だけ経験する事もできる。アチャーンネング師もオイルでのサクヤンを行っているかは不明だが、そういう選択肢もあるので経験として面白いと思う。
タイ人は信仰心が強い。プラクルアンと呼ばれるタイの御守りは多種多様で本当に可愛い。プラクルアンは買うと言わずに借りると言う。お寺などで手に入れる事が出来る。プラクルアンはアンティークや投資の一面もあり、凄い金額の物もある。
プラクルアンとサクヤンに関していくつか記事を書いているので参考になればと思う。
・【ローカルレストランでタイ料理を満喫】
タイ料理の特徴は辛い、酸っぱい、塩っぱい、甘いが全て揃っているという事。野菜は力強く種類も多い。ガツンとパンチのある味に驚くのではないだろうか?明らかに東京庶民が食う野菜より美味い。味がしっかりしている。
ローカルで賑わっているレストランが結局1番美味い。英語は通じないかもしれない。そんな時は写真を見せよう。食べたいタイ料理を全てスクショしておくのだ。タイ人は優しいから何とかなる、、、と思うよ。
俺のオススメはソムタムプーパラー、タップワーン、ラーブムー、コームーヤーン。スープも美味い。トムセープやレンセープ。もちろんムーカタも。あ、ヤムウンセンもでしょ。う〜ん、ありすぎる。大変だ。






初めてでも行きやすい店はサラデーン駅から直ぐの[Hai Som Tam Convent]ヤムウンセンやソムタム、魚のグリルにガイヤーン(グリルチキン)とメニューが豊富で見やすいのが魅力。観光エリアなので敷居が低い。同じくサラデーンエリアの[ピンク ガーデン]はローカルなフードコート。青空レストランだ。近くにルンピニー公園がある。ルンピニー公園ではビュッフェスタイルの朝ごはん屋台が出ていて有名。昼過ぎくらいまでやっている。






バンコクの中華街ヤワラートやタイ式焼肉のムーカタ。何度も言うが美味しい食べ物がありすぎる。暑い中、雑多な場所で汗かいて食うのも良いんだよね。どこのエリアにも良い雰囲気で良い感じのレストランや食堂がある。朝ごはん専門や夜飯専門の営業時間の短い飯屋も美味い店が多いのは覚えておいて欲しい。
【エンディング】
こんな旅を組み込んでみると、自分だけの“不思議なバンコク”が見えてくるはず。
さて、そんな最中にバンコクで大きな地震がありました。震源地はミャンマー。周辺諸国も揺れただろう。バンコクは地震が無いと言われるほど珍しい事で多くの人が「なにごとだ!!」と驚いたはずだ。ビルの耐震性などを考えて俺も怖かった。2025年問題かと思って身構えた。外に避難した人も沢山いて、、、まぁ何事もなく俺は無事に生きているが、バンコクではビルが崩れたり、ヒビが入ったり、怪我をした人など大変だった人達もいるだろう。旅に出ると色々な事が起こるとはいえ、異国での災害は心臓に悪い。
それでは。
「旅はまだまだ続く〜」