コラートからコーンケーン「バスの旅」魅惑のイサーン地方バックパッカー1人旅

コラートはバスターミナル2、コーンケーン行きのチケット売り場、待ち時間は無し。バスは10:30に出発だった。フロントガラスにはルアンポークン師の写真、多分ルアンポークン師だろう。描かれたサクヤンはランナースタイルだろうか?「やっぱ人気なんだ~」と同時にこのバスは安全そうだな、なんて思ったり。

畑が広がる田舎道、大きな工場や小さな町が車窓から流れる。途中、バスステーションを経由しながら数人の乗客が降り、数人の乗客が乗ってくる。バスはのんびりと走り、うとうと。コーンケーンバスターミナル3に着いたのは2時前、3時間半くらいのバス旅だった。

コーンケーンのバスターミナルは大きく、パッと見で3から4セクションはありそうだった。行き先によってエリアが違う。そして犬が多かった。暑さから逃げ、日陰を求め、待合所に陣取っている。野良なのか?少し避けて通る俺、バイクタクシーのおっちゃんが近くにいたので、市内の予約してある宿まで行ってもらう事に。敷地の外は植物屋さんがずら〜っと並び大通りに出るとひたすらに真っ直ぐ、意外と遠い。身軽ではあるが、タクシーにすれば良かったと思った。街は大きく、田舎町特有の「あぁ足があればもっと楽しめるのに」という雰囲気だ。タイの田舎はもれなく車かバイクがあった方が良い。今回の旅で痛感した。市内と宿の周り、のんびりと日常を楽しむ旅なら問題無いが、観光地や国立公園、郊外にも沢山の魅力がある。一つの国、いや、一つの街でこんなにも選択肢があるのだから4ヶ月の旅では収まるはずがない。タイ全土を見るには数年の自由時間が必要だ。イサーンバス旅では2日泊まって移動を繰り返したが、1〜2週間くらい同じ街に滞在してブログネタを集めつつ、ゆっくりと旅する方が俺には合っていた。バタバタと急ぎ過ぎている感じもあるし、あまり深く街の空気を感じれていない気もする。旅は長期滞在で感じるれる事が多く、その土地について詳しくなるには時間が必要だ。

バイタクのおっちゃんと少し迷いながら、メイン通りから少し入った宿、ウィラワンプレイスに到着した。「サワディーカップ!」とチェックインを済ませ、案内された広く綺麗な部屋、最高なのはバルコニーがある事。とりあえず巻いて到着の一服。「X」情報で知ったGREENHILL ORGANICファームから、直で買ったオーガニックは吸いやすく香りも良い。強力だった。1gおまけの11gセットはサティバ、インディカ2種、ハイブリッドとバランス良く4種類で1700バーツだった。1日中吸っている訳では無いので残り1ヶ月で吸いきれないと思っている。このガンジャ情報は後ほどブログ記事にするつもりだ。

ほっこりした所で先ずはお決まり、近場の市場に直行した。地元の人が行き交う旅の醍醐味。のはずが休憩時間なのか?夜だけなのか?市場にはポツポツと数軒の屋台、ほとんどの店は閉まっていた。腹が減って仕方がない俺、屋台でレバーとカオニャオを買ってパクついた。レバーは新鮮、テストステロンも上がるし間違い無いよね。後で調べると市場は夕方から夜がメインだった。

コーンケーンのトレインステーションの近くには【Tong Paet Market - food court】という飯屋がググッとまとまった場所があって便利だった。フェアリープラザコーンケーンはショッピングモール、近くには市場もある。最初に行った市場もこの辺りだ。カフェも多い。ここら辺で宿を取ればコンビニエント。夕方には宿から近くのワットタートゥを抜けて湖のある大きな公園、ブンケーンナコンを歩いた。ワットタートゥの仏塔は大きく目を惹く、カートで荷物を運ぶ子供の僧。平和だ。

湖沿い、賑やかなミュージックが聞こえてきた。「ヌンソンサーン」と20人くらいのマダム達が広場でエアロビクスをやっていた。散歩する人にジョギングする人、ブンケーンナコンは地元の憩いの場だ。【Bueng Kaen Nakhon Night Market】ナイトマーケットもあり、規模はそこまで大きくは無いが良い雰囲気。顔くらいの大きさ、デカ魚のグリルが150バーツだった。野菜とカノムジーンも付いてこの値段はお得だろう。「夜ご飯はコレに決めた」買って帰り宿で食べる事にした。魚の腹にはリーフで包んだハーブなどが入っていて魚の身に微かにレモングラスが香った。美味かった。コーンケーン、ここもまた長めに滞在したい街だ。広いしね。

「旅はまだまだ続く〜」

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