【ルンピニー公園】「50バーツ食べ放題ぶっかけ飯」バンコクフードツアー
良い朝だった。明るく太陽の入るベッド、むくっと起き水を飲む。ベランダに出て街を見渡すと見慣れた光景で、お馴染みのバスが走り、車が行き来している。やはり、明らかに過ごしやすい季節になっている。そんなに暑くないし、空も綺麗に思える。一旦、1日を始める正式で神聖な儀式。ビッと巻かれたジョイントに感謝の火を灯す。昨日行ったドンムアン空港近くのディスペンサリーで買ったHalleBerry。
ぷふぅ~~ぃ。「これですな」
後は呑気にカーフィーを入れ、あ、コーヒーを入れてベランダでのんびり。
さてさてさてさて、前から気になっていた朝ご飯がある。そこは有名らしい。「安い、美味い、早い」の三拍子、庶民派ど真ん中の青空レストランらしい。昼ぐらいまでやっているとか。詳しい情報は分からないが、ストリートフード界隈では名物的な場所らしい。俺は話をさらっと聞いただけで下調べは不要だろうと悟った。とりあえず行く。そして曇りなきまなこで見定める。そんな朝をボケーっと過ごしていたらもう昼前、まずい、腹も減った。
そんなこんなでやって来た。そう、ここはルンピニー公園。入り口では朝ごはんが有名な屋台村が昼過ぎくらいまで営業している。朝がメインで賑わっているとか。俺が来た時には閉まっている店もあり、ちょいとのんびりし過ぎたようだった。次は活気ある場面を見たいと思う。
ぶっかけ飯。50バーツで食べ放題。
お金を払い、お皿を貰う。
自分で米を盛り、12種類ほどのお惣菜を自由に取る。欲張りなアナタには全部乗せ。俺はヘルシーに揚げ物以外3種類のおかずを取って席へ、ぺろっと頂いておかわりを一回。ほぼほぼ全部のお惣菜を食べてみた。ブロッコリーとカリフラワーはニンニクが効いていて美味い。中華風だな。モーニンググローリーもイエローカレーも、野菜が美味いんだ。日本の切り干し大根みたいなのもあったしウンセンも良いよね。かなりお得な昼飯だった。隣の席ではユーチューバーらしき人が飯の撮影をしていた。撮影をしているんだ、たぶんユーチューバーだろう。この手の飯屋はタイによくあるスタイルで場所によって料金、おかずも様々。少し値段を上げれば食材のグレードも上がる、そういう感じだ。
爆盛りの皿を運ぶバイタクの兄ちゃんを二度見し、「庶民の味方だな」と。日本で言うと立ち食い蕎麦屋みたいな感じだろうか。長居するタイプの飯屋ではないので仕事の合間にサクッと立ち寄り、ガッツリ食べてまた仕事へ戻る。東京では居酒屋で働いている為、職業柄か、回転率良さそうと思ったり。ストリート、ゲットーな雰囲気もありローカルの生活も感じれる。フレンドリーな店員はお惣菜が少なくなると新しく作り足す。運が良ければできたてを食べれる。俺が行った時は鳥のレバーと砂肝炒めが出来たて熱々で上がったよね、テストステロン。
気をつけたい、青空ビュッフェは飯から目を離すとスズメに突かれるので注意が必要だ。やつらは虎視眈々とお前さんの皿を狙っている。かわいい顔して抜け目がない。群れをなしてコチラを見ている。
バンコクには大きな公園がちょいちょいある。ルンピニー公園もそのひとつだ。でかいトカゲがいたりとワイルドな憩いの場。緑が多くて癒されるんだよな。昼時は暑いが、朝と夕方には多くの人が散歩やランニング、のんびりしたりと良い雰囲気。俺も公園にはよく行く方だ。
最近、ワンバンコクという巨大ショッピングモールがオープンした。ルンピニー公園を抜けて直ぐだった。ショッピングモールといえばフードコート、チェックしたが小さなフードコートだった。でも入っているお店は全部有名な店らしい。美味そうな炒飯。まだ店舗の入って無い所や工事中の場所もあった。食後のアイスコーヒー、カフェでのんびり。ん~夜ご飯は何を食べようかな~。考えるの早いか。
「旅はまだまだ続く~」