タイのマリファナ事情【チェンマイ・チェンライ編】

2022年6月、タイ政府は大麻を規制薬物のリストから除外して、合法的な使用を解禁した。これは「アジアの夜明けと言わざるおえない」心のセーフティーネット。そう。ありがたい事に日本とタイは近いのだ。ビザ無しで30日の滞在が可能なので、ストレスが溜まったらタイに来てのんびりしてみればいい。そして大麻より早くに解禁されたのが「クラトム」という東南アジア、農村部では伝統的に使われている鎮痛作用のある薬草(ハーブ)。調べてみるとコーヒー科の樹木。肝臓に良くないと言う報告もあるみたいだ。俺は経験無いが、こういうのは山の民が詳しそうだ。口伝もあるだろう。

早速、2022年8月にバンコクへ行き現状を見てきたが、すでにディスペンサリーと呼ばれる大麻屋さん(マリファナショップ)が乱立していて、大袈裟に言うとコンビニくらいあった。買い方も手軽で好きな品種を選び、1gから、もしくはジョイント(タバコ状に巻かれたもの)グミやクッキー、食べ物全般はエディブルと呼ばれ形状は様々だ。エディブルに関してはmgで強さが分かる。「THCがどのくらい入っているのか」初めての方は20mgとか25mgからがいいと思う。エディブルは調整が難しく食べたら最後、ハイになりすぎても減らす事はできない。胃や腸からの接種は効きも強く長い為、食い過ぎたら動けなくなる事もある。メリットはジョイントと違い、喉や肺へのダメージが無く、手に取りやすい事だ。子供などが間違って食べる事がない様に注意しないといけない。とは言え、酒など、ハードドラッグとは違い、マリファナで死ぬ事はない。大切な事なのでもう一度言おう。マリファナでは死なない。とは言え、用法用量は自分に合うよう調節が必要だ。

THCが少しだけ入ったマイクロドーズ用のドリンクなどはスーパーでも売られている。バンコクアソーク駅近くの「KUSH HOUSE」というディスペンサリーではタブレッドで細かく品種を見る事ができる。店の外にもメニューが設置されている。入らずともどんな品種を扱っているのか分かるのはありがたい。

店舗は町のパン屋さんみたいな所からストリートの露天商、アップルストアみたいなファンシーでお洒落な所まである。とても入りやすく、バッテンダー(バドテンダー)と呼ばれるマリファナのソムリエ?マリファナの効能、効果、味。とにかく、ガンジャに詳しい人が接客をしているので安心だ。何でも相談してみればいい、「ストレスたまってんだ‼︎」とか「もっと良く眠りたいんだよな〜」とか。自分に合いそうな品種を見つけてみよう。

まだ、法整備は完全でない為、これからコロコロ変わる事が予想される。2023年現在、申請すれば20歳以上で誰でも家庭での大麻栽培が可能だ。大麻の非犯罪、合法化は世界的な流れになっている。

今回、2023年はチェンマイでのマリファナ事情、そしてチェンライ。ディスペンサリーやガンジャの吸えるカフェに行ってみたので現地の空気感をお届けしたい。

ちなみに、日本は世界でも屈指に厳しい法律で有名であり、80年代には、ビートルズのポールマッカトニー氏が来日した際、逮捕されたり、近年では若者を中心に大麻による検挙数が過去最多などと言っている。そんな中、ドイツが大麻合法化。ヨーロッパは比較的緩いイメージで、近年最高峰のマリファナのお祭りは、スペインのバルセロナだ‼︎なんて噂も聞く。マドリードにはディスペンサリーが1軒だけある。そのうち行ってブログで紹介したい。

スポーツの世界ではギャップが広がり、オリンピックなど開催国によってはドーピング検査で引っかかり出場できない選手もいる。断言しておくが身体へのダメージが高いスポーツには絶対に必要だ。CBDだけではリカバリー、リフレッシュは完璧ではない。話しを戻そう。タイでもルールがあり、公共の場での喫煙は禁止されている。マリファナは決められた場所で嗜もう。稀にヨーロピアンが堂々とバスターミナルで吸ったりしているが、罰金も有り得る。あえて言おう、隠れて吸う方が吉だ。いいや、リスペクトを持って旅をしよう。

2023年4月のチェンマイはPM2.5が凄まじく、茶色の世界が続いた。息がしづらく喉がイガイガした。ホテルに居る時間も増え、ガンジャの消費量が上がる。北の大地はバンコクよりも物価が安く、生活するには住み良い街だ。もちろん、旅人、バックパッカーに優しく、人々はのんびりとサバーイサバーイの雰囲気。素朴な人柄にゆるい土地柄、ディスペンサリーではハイクオリティなマリファナが安く売られている。吸えるカフェやBARもある。ストーナーの旅人は、余計に居心地の良さを感じるはずだ。

【Chiangmai Dispensary 】

【①FLYING TIGER DISPENSARY】ここはチェンマイ、ターペー門近くにあり観光客が行きやすい立地「今あるのだとコレがオススメだよ〜」とフレンドリーな店員。値段は観光客向けだがハイクオリティーなガンジャが揃っている

【②HIGH QUEEN CNX】ここはナイトバザール、モン族市場方面にあるディスペンサリー。種類がとても豊富でアウトドア、インドアとかも選べて迷う程。値段設定は安い。おまけに25mgのグミを貰った。サービスも良い。

【③BB budz cnx Weed Dispensary】ここも豊富な種類、さらにワックス、バブルハッシュ、キーフなどの取り扱いもある為面白い。

【④MINCED】こちらは朝ごはん、ブランチに丁度いいカフェでございます。外席で吸える為、コーヒーやワッフルを食べながらチルできて居心地が良い。サバーイサバーイなお店。

【⑤Little Amsterdam Bar】ここはバーと言いながら早い時間からオープンしているカフェ。ジョイント巻く様のトレーやグラインダーも貸してくれる。マリファナやエディブルも置いている。ただただ、のんびりするのに良い場所。

【Chiangrai Dispensary】

【①SWEET&HIGH DISPENSARY】はチェンライバスターミナル近くにあるショップで非常にクオリティーの高いマリファナが揃っている。ミステリーBOXは安くマリファナのクジを引けて面白い。質の良さを求めるなら絶対にオススメだ

【②Bai Kratom and Cannabis】こちら超がつくローカルショップで姉妹店がチェンマイのMAYAショッピングセンターの近くにあります。ある意味1番強くオススメしたい、旅人に優しいお店。小売価格地域最安値でございます。クオリティーもまずまず。マジックマッシュルームも売っている。あなどるなかれ!


【③HARWEED MOON】こちらチェンライ時計塔の近くにあるディスペンサリーでまとめ買いで割引がある。250バーツからあり値段設定は安く品種も豊富だ。

サクッとディスペンサリー、カフェの紹介させて頂きました。ここ以外にも数多くのショップがあり、扱ってる品種が違ったりとディスペンサリー巡りはウキウキでございます。夜遊びはほぼしない為に情報少ないですが、チェンマイ旧市街にあるレゲエバー(Root Rock Reggae Bar)と周辺はジョイント揺らしながら音楽を楽しめて、ディスペンサリーも豊富だ。ビール片手に夜風に吹かれ、ジョイントの煙を見つめていると「平和とはこう言う事だな」と、まざまざと感じる。癒しのハーブ。ライフスタイル。「旅は良いよな〜」

旅はまだまだ続く。

ディスペンサリー紹介だけの短くサクッと読める記事も作っていく予定でございます。また次回会いましょう。

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